そしてこんな本をススメてもらった
……と、まあこのようなことをmixiの日記に書き込んだところ、みちるさまから、
「お読みになっているかもですし、ミステリでもSFでもありませんが、ラザファードの『ロンドン上下』は、2000年に渡るロンドン を舞台にした小説ですごく面白かったです。
あとは、キース・ロウの『トンネル・ヴィジョン』。明日が結婚式だというのにロンドンの地下鉄全駅制覇を賭けにした青年……スリル抜群。ぐいぐい読めちゃいます」
と2冊の本をススメていただいた。『トンネル・ヴィジョン』のほうは図書館になかったのでまだ読めていないのだが、『ロンドン』は確かに今年度ベスト入りにしたいほどのすごい本。さすがみちるさま。
んでもって、第一回オススメの3月15日までは間があったし、15日がきてオススメ本を紹介されたところで、わたしだけの個人的なお祝いだと思っていたので別に日記に書き込むこともしなかったのだが、
「……あの話、その後どうなったんですか」という質問が。
そうですね、気になっている人もいたんですね……!(少ないとは思うんですが)
ということで、その後のお話。
第一回オススメ本紹介の15日、第一回ということでグリーティング・カードで送られてきた。そこに書かれていたのは2冊。
ちなみに一冊はぎりぎりセーフだったが、もう一冊は「こうきたか!」という、うまい選択。幸田文の『きもの』。SFでもミステリでもないけど、なんかこう力強いというか否定できない選択である。Fからは外れるかもしれないと心配していたようだが、「わくわく」って、スリリングなときだけじゃなくって、文章の息遣いからも得られる感情なので、その点ではぜんぜん問題なし。ちょっと「やられた」って気がしてくやしかったりも(苦笑)。
このとき同時に「選外」作品とその選外理由も書かれたメールもきていて、それもまたすっごくおもしろかったのだが、これはわたしだけの楽しみとしてとっておくことにする(笑)。
ただし、そのときの選外に関してのわたしのコメントでさらに新たな条件(?)が加わってしまった。それは嫌いな作家が(実は)かなり多いということである。サイトでは敵を作るかもしれないのであえて書いていないのだが、作家のOだのEだのMだの……。だからこれらの人々を選んだ場合、決してセーフにはならない。あ、出版社で嫌いなところもあるんだった。あとでメールしておかねば。
ということで、3月22日現在ススメられた本は
@ 「ロンドン」エドワード・ラザファード
A 「トンネル・ヴィジョン」 キース・ロウ
B 「きもの」 幸田文
C 「カエサルを撃て」 佐藤賢一
これからさらに増えるであろう本については、公表するかどうかは謎ですが……
ここまで長々と読んでくださった方々。
「こんな条件じゃムリだよ〜」といわずに、ぜひ、わたしをナットクさせる本をススメてくださると幸いです。
特に条件H(文章がへたでも構成がむちゃくちゃでも、「語れる」本)を(笑)。
どうぞよろしくお願いいたします。
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