はじめての入院する場合や、急な入院となるとどのような衣類や小物を用意したらよいか戸惑う事があると思います。
私達の体験から用意しておくと便利な物をリストアップしました。
ご参考になれば幸いです。
<下着、パジャマ、ネグリジェ等>
どのような場合の入院でも“前開き”であったほうが良いようです。
術後は勿論、体調のすぐれないときは簡単に脱ぎ着出来る方が良いからです。また、点滴やその他チューブ類がある場合、前開きが重宝します。
また、入院中はブラジャー等は着用できない場合が多いですし、ベッドで横になっている時には着けたくない場合がほとんどですので、胸カップ付きのパジャマやネグリジェ(アンダー部分に締め付けがないもの)や、デザイン的に透けにくいパジャマやネグリジェがあるとリラックスできます。
売店や、来客時もバストラインを心配することなく便利です。
前開きインナー(ソフト胸カップ付き)
病院のレンタル病衣を利用する場合、バストラインが目立ちやすいデザインの場合が多いので、カップ付きのキャミソールやタンクトップなどをインナーに着ることをおすすめします。また、汗をかいた場合もインナーを着替えるだけでかなりスッキリできます。
前開き下着キャミソール(優しい肩ひもタイプ)
※こちらの商品は、ストラップの片側が外せるため、点滴をしたままでも着替える事ができます。
また、胸部分に締め付けないタイプのソフトカップを挿入できますので下着をつけられない場合でも胸の透けが気にならずとても安心です。柔らかいカップですのでつけたままでも眠れてしまいます。
前開きネグリジェ(ソフト胸カップ付き)
前開きネグリジェ
※ズボンがないタイプの衣類は1着は用意した方がよいです。
どんな場合でも応用がききます。併せてネグリジェの下にはけるようなシンプルなレギンス(スパッツ)なども用意しておけば、後々パジャマのように着る事もできるので便利です。
前開きロングパジャマ(ソフト胸カップ付き)
パジャマですが、上着丈が長くなっています。婦人科系の入院の場合は診察の際にズボンだけを脱がなければならない事が多いですが、ズボンを脱いでも着丈があれば安心です。入院中の妊婦さんにもおすすめです。
<羽織りもの>
秋冬は勿論ですが、夏も冷房が効いている場合がありますので1枚は用意したほうが無難です。
点滴をする場合は脱ぎ着が不便ですので、袖口をボタンでとめて袖にするようなものやポンチョ型が便利です。
<タオル>
バスタオルやフェイスタオル、ハンドタオルは重宝しますので2枚づつくらいは用意したほうがよいです。
バスタオルは肌寒い時には膝掛けなどにもなりますし、シーツが汚れた場合は簡易の替えシーツになります。
また、ハンドタオルは水で濡らしておでこや目の上にのせるとひんやりして気持ちがよいでしょう。
<スリッパ>
底が厚めで、ゴム底のものをおすすめします。
トイレに行った時に普通のスリッパですとズボン裾が床についてしまう事があります。
売店やその他の場所に行く際にも底厚の方が安心です。
ただ、病院の指定によりかかと付きでないといけない場合もございますので、事前に確認したほうが良いでしょう。
<ミニバッグ>
トイレなどちょっとした時にあるとよいでしょう。
点滴棒に引っ掛けられると便利です。
<洗面用具>
シャンプーはササっと入らなければならない場合も多いので、リンスインシャンプーを用意して、その他トリートメントもたまに使用しました。
洗顔、歯磨き類は使い慣れたものを。
<スキンケア>
窓際の場合はUVカットカーテンでない限りは日焼けに注意です。方角に注意しましょう。西日などが少しでも入る部屋は冬でも暑いくらいです。
UVカットが少しでも入った化粧水などを持参した方がよいでしょう。
また、乾燥している場合が多いのでリップクリーム、ハンドクリームはあったほうが良いです。