SEPTEMBER 13
I don't want to
because boys
don't write poetry.
Girls do.
LOVE THAT DOG Sharon Creech
これは、Jackという少年が、先生に詩を書かされたり、授業中に先生が読んだ詩についての感想を書いたりした、その文章が綴られるという形式になっている。
書けないよ、ごめんなさい、理解できないよ、でもあのリズムは好きだな……そんなことを書きながら、Jackは次第に、自分が飼っていた犬について記しはじめる。先生は、そんな彼の詩を教室にはろうとするが、Jackはいつだって、
Yes
You can put
the two blue-car poems
on the board
but only if
you don't put
my name
on them.
という姿勢を崩さないけれど。
JackがSkyという名の犬と出会うまでのこと。Skyの愛らしい仕草。そして――Jackがそれまで、多くを語らなかったこと。
生活のすべてが詩になる瞬間と、少年の歓びと哀しみ。
単純な言葉で語られることほど、シンプルで美しい。
薄くて簡単な英語で書かれているので、中一以上の人には絶対のオススメ。犬好きの人へのプレゼントにしてもよいし、そうじゃなくても、ちょっとした折のプレゼントに最適。可愛い本です。
The New York Times Best Sellerでもあり、数々の書評でも絶賛されている作品。
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